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耳を大切に

スタジオでバンド練習をした後
耳鳴りがしたり、小さい音が聴き取りにくくなっていた事はないでしょうか?


これらは一時的なもので
暫く耳を休めてやるとすぐに回復します。

だけど、

大音量に慣れすぎると厄介なもので
耳はその音量を基準として捉えようとします。

つまり、今まで聴いていた音量が小さく感じるのです。


小さく感じる音がある→
ボリュームを上げる→
耳の基準値が上がる→
普通だと思っていた音が小さく感じる

という負のループが発生しやすいです。


では、実際の数字を基に検証してみます。

ドラムセット単体でも
ロック系などの場合、110dBを超えることも珍しくありません。

110dBと言うと、車のクラクションを1~2mくらいの距離で聞いている音量に近いです。


バンドの練習となると
これにギター、ベースなどの楽器、ボーカルがバランスよく重なります。
(バンド練習の基準値は未採取です。)


周波数の要素を除けば
雑音か楽音かの差です


そんな状態が何時間っていう単位で続きますので、耳に悪い影響を及ぼすことは明白でしょう。


本来の音が小さく聞こえてしまうことは、爆音系ドラマーにとっては好都合とも思えるでしょうが、そうではありません。

耳は確実にダメージを蓄積していっていることに間違いないです。


僕も以前、ハードロックだのハードコアだの爆音系の仕事を多く取っていた頃

この負のループが定着していて
日常の会話で「え、今何て言うたん?」と聞き返す事も多くありました。


人間関係に於いてはメリットないですね 笑


あと、大音量のデメリットとしては

解りにくいんですよ、発音のタイミングとかリズムのずれとか。
耳が麻痺しちゃってて音の処理が出来ない感じ。


スタジオでオケと合わせて練習する時とか
いちど耳栓使ってみると凄く分かり易いです。

オケも4分の3くらいの音量で充分聴き取れる


ずっと耳栓付けっぱなしでドラム叩いてて
耳栓外した時に「やかましっ!」てなるかも...だけど。

逆に言うと、そんな音量で今まで叩き続けてたってことだから
少なからず耳に負担かかっていたのは実感出来ると思います。


では対策


真逆のパターンを作ってみましょう。

普段聴いている音のボリュームを少しだけ絞る。
小さい音を集中して聴く。

これによって生まれる正のループを習慣づける。


その他、耳を休めることを予定に入れるのも良いです。


時間がある時にでも「聴力回復トレーニング」などのワードでググってみましょう


一度落ちてしまった聴力を元に戻すのって結構大変なこと。
また耳は加齢によって機能が次第に衰えていくもの。

だからこそ
出来る限りベストな状態をキープし続けたいものです。

プロフィール

富樫 誠

Author:富樫 誠
ドラム歴26年目(講師は11年目)
ネガティブで完璧主義、実は単なる臆病者。甘党。

現在は教室に尽力。
楽曲制作、レコーディング、インタラクティブ / カラオケ配信も行う。

音を楽しめない仕事は受けない主義

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